JR九州 環境報告2018
九州各地での取り組み
九州各地からの「エコだより」
九州各地で、さまざまなシーンで環境への取り組みを推進しています。
駅への「オープン型宅配便ロッカー」の設置 〔福岡〕
JR九州は、2017年10月に九州の鉄道事業者では初めて駅へ「オープン型宅配便ロッカー」を設置しました。通勤・通学の途中や早朝・夜間など、お客さまのご都合に合わせて宅配荷物を受け取ることが可能になるため、昨今のインターネット通販拡大等に伴い増加している宅配荷物の受取人不在による再配達を低減し、環境負荷の軽減に貢献します。吉塚駅をはじめ、千早駅や九大学研都市駅へ設置しています。(2018年10月現在)
大分駅周辺清掃活動「ごみゼロ運動」 〔大分〕
大分支社では、2003年度より社員による「ごみゼロ運動」を実施しています。マイバック、節電、ごみの分別等できることから始めようと、毎月1日を「ごみゼロの日」と銘打ち、清掃活動を開始しました。2015年度からは、実施回数を月2回に増やし、活動エリアも拡大するなど更なるクリーンアップに取り組んでいます。2017年度は、国民文化祭(2018年)、ラグビーワールドカップ(2019年予定)開催等を見据えた大分県の取り組み「うつくしショーウィンドー」にも参加し、駅周辺市街地の賑わいの創出にも協力しました。
大分駅のほか、博多駅や鹿児島中央駅等でも、地域の方々と清掃活動を行っています。
金峰山(熊本市)の植樹活動へ参加 〔熊本〕
熊本支社では、2017年3月に「NPO21くまもと 金峰・有明環境会議」が主催する金峰山(熊本市)の植樹活動に前年度に続いて参加しました。地域住民の方々など約300名の参加者とともに、金峰山の環境保全と有明海の再生を図るため、エドヒガンザクラ・イロハモミジなどを植樹しました。
市民・企業・行政が一体となった環境活動
持続可能な社会を目指して取り組む北九州市民・企業のさまざまな環境活動のネットワーク強化を図る場として、北九州市で毎年開催されている「北九州エコライフステージ」にJR九州は協賛しています。
JR九州を含む福岡市内の企業や大学が参加し、発足11年目を迎えた「エコ・ウェイブ・ふくおか会議」では2018年4月に、市民や企業などに地球温暖化防止を目的とした共同行動を呼びかける「エコ・ウェイブ・ふくおか会議行動宣言2017」を採択しました。また、福岡市民・企業・行政が協力して地球温暖化防止に取り組んでいる「福岡市地球温暖化防止市民協議会」と行動宣言等の情報を共有することで、地球温暖化防止の取り組みのさらなる拡大を目指しています。
観覧車「アミュラン」のLED電飾化 〔鹿児島ターミナルビル㈱〕
アミュプラザ鹿児島の運営を管理している鹿児島ターミナルビル㈱は、2018年7月に屋上に設置している観覧車「アミュラン」のイルミネーションを、約3,700本のネオン管から約8万個のLED電球へ交換しました。また、アミュプラザ館内の共用通路照明もメタルハライドのダウンライトからLED照明へ交換するなど、消費電力削減とCO2削減に取り組んでいます。
美ら島募金に寄付 〔JR九州ドラッグイレブン(株)〕
環境問題への取り組みの一環として、沖縄県の店舗にてレジ袋を有料化しました。お客さまから頂いたレジ袋代は当社からの寄付金と合わせてサンゴ保護を目的とした「美ら島募金」に寄付しています。今後もドラッグイレブンは、沖縄の自然保護に取り組んでいきます。