資材調達情報
3.取引手続きの流れ
はじめに、JR九州との取引にあたっては、資材取引先としての登録手続きが必要となります。取引先登録が完了した後、個別の調達案件について、取引契約を締結します。
(1)新規取引先登録フロー

①取引申込み
当社と新規に取引を希望される場合は、申込みフォーマットへ記入の上、ご提出ください。書類フォーマットは、「http://www.jrkyushu.co.jp/company/business/sizai/shinki.html」のページにございます。必要な項目は、会社名、窓口責任者、事業内容、売上高、主要生産品目(取扱品目)などです。詳細については、申込みフォーマットをご覧ください。なお、申込みは日本語で行ってください。
②入力内容の確認・受付
この段階では、当社は書類の記載内容に空欄や不明点がないかを確認します。空欄や不明点がある場合、追加資料の提出をお願いすることがあります。登録手続きにかかるお問い合わせについては、日本語でご対応ください。
③書類審査(1次)
お申込みいただいた内容をもとに、当社のニーズと貴社の財務状況、過去の実績などを簡単に審査します。採用できる見込みがある場合は品質・技術審査へと進みます。
④品質・技術審査(プレゼンテーション)
1次審査において、当社が採用の可能性があると判断した場合には、品質・技術審査を行います。製品の詳細について、技術担当者への説明および打ち合わせをお願いしておりますので、当社までお越しいただきます。
⑤品質・技術審査(製品試験、仕様調整打ち合わせ)
前項の審査において、当社での採用の可能性を本格的に検討することになりましたら、製品によってはサンプルを提出していただき、品質検査・試験等を行わせていただく場合があります。また、既存システムとの適合性などを確保するため、当社のニーズに合わせて仕様変更(カスタマイズ)の要望にお応えいただけるかなど、詳細について打ち合わせおよび審査を行わせていただきます。
⑥書類審査(2次)
鉄道事業に用いる物品は長期にわたり安定供給が求められます。そのため、製品の品質や性能だけでなく、経営の健全性、技術力、継続的な供給体制、事故対応・アフターケアの体制、納期の確実性など当社の調達基本方針「http://www.jrkyushu.co.jp/company/business/sizai/kihon.html」に基づき、提出書類をもとに総合的に審査します。
⑦取引基本契約の締結・取引先登録
継続的な取引が見込まれる場合、当社の定める取引基本契約を締結していただき、当社の登録取引先となります。取引先コードを発行いたしますので、当社との取引に際しては、以後、このコードをご使用ください。なお、当社は電子調達システムを導入しており、当社からの見積依頼や発注などは原則としてこのシステムを使用して行います。
(2)取引手続きフロー

①見積依頼、見積書の提出
当社は複数の登録取引先による競争見積を原則としています。調達案件が発生した場合、安全性に対する信頼性、品質、技術力、価格、既設の設備・機器・システムとの整合性、事故対応・アフターケアの体制、納期の確実性、品質管理体制等を総合的に勘案し、当該物品の取り扱いが可能な登録取引先の中から見積依頼先を選定します。
当社は電子調達システムを導入しており、見積依頼や発注などは原則としてこのシステムを使用して行います。当社より見積を依頼させていただきましたら、見積書をご提出ください。
②交渉・契約締結
当社にて各社の見積を比較検討し、応札された取引先との間で価格や納期等の取引条件を交渉します。双方が合意した内容に基づき、発注を行います。
③製作・納品、受入検査
受注後は契約内容に基づき、指定された納入箇所に納期までに納品してください。当社では納品の際に受入検査を行わせていただきます。検査の合格をもって納品の完了となります。
④支払
取引条件に基づき、支払手続きを行います。
【注意事項】
- 調達手続きにおいて使用する言語は日本語とします。
- 契約に関しては、日本法により解釈され処理されることとします。
- 契約条件に基づき、当社より延滞料、損害賠償を請求する場合があります。
- 上記は標準的な契約手続きです。標準的な契約手続きから著しく逸脱する場合は、個別に協議させていただきます。
- 調達手続きについてご質問がある場合はsizai@jrkyushu.co.jp までお問い合わせください。