JR九州インターネット列車予約ビジネスサービス利用規約(2018年11月1日制定)

 九州旅客鉄道株式会社(以下「当社」といいます。)は、JR九州ビジネスWeb会員規約(以下「会員規約」といいます。)に定める会員(以下「法人会員」といいます。)を対象として当社が運営するインターネット列車予約サービスのご利用について、以下のとおり「JR九州インターネット列車予約ビジネスサービス利用規約」(以下「利用規約」といいます。)を定めます。

  1. (JR九州インターネット列車予約ビジネスサービス)
  2. 第1条 JR九州インターネット列車予約ビジネスサービス(以下「列車予約サービス 」といいます。)とは、会員規約第4条に定める利用者(以下「利用者」といいます。)がインターネットによる申込みにより、第5条に規定する乗車券類(以下「JR券」といいます。)の予約・購入、変更、払いもどし等を行うことのできるサービス並びに会員規約第3条に定める管理者(以下「管理者」といいます。)が利用者の予約履歴の閲覧等を行うことができるサービスをいいます。
  1. (利用規約の変更)
  2. 第2条 利用規約の変更については、会員規約第12条の定めを準用します。
  1. (変更の通知及び同意の方法)
  2. 第3条 利用規約の変更の通知及び通知に対する法人会員の承諾については、会員規約第13条の定めを準用します。
  1. (適用約款)
  2. 第4条 利用者が列車予約サービスにより購入したJR券の効力等は、利用規約に定める事項を除いて当社が定める旅客営業規則(運送約款)及びその他インターネット上でご案内している一般の規定に基づきます。
  1. (予約の対象となるJR券)
  2. 第5条 列車予約サービスにより予約できるJR券は、インターネット上で案内する列車、座席種別、区間、経路の範囲内における次の各号に掲げるものとします。
  3. (1) 指定席特急券(ボックス席、パノラマシート及び白いくろちゃんシート並びにカウンター席、ソファー席及びベンチシートを除く。)
  4. (2) 自由席特急券
  5. (3) 特定特急券
  6. (4) 急行券
  7. (5) 座席指定券
  8. (6) グリーン券(個室、DXグリーンを除く。)
  9. (7) 前各号に掲げる乗車券類と同時に予約する片道乗車券又は往復乗車券
  10. (8) 一部の特別企画乗車券(インターネット上でご案内のもの)
  11. 2 前項にかかわらず、次の各号に該当する場合は、予約の取扱いはできません。
  12. (1) 証明書の提示又は割引証の提出が必要な割引のJR券を希望する場合
  13. (2) 一度のお申込みについて、大人・小児合わせて8人以上の予約をしようとする場合
  14. (3) その他インターネット上でご案内している列車予約サービスではお取扱いできない行程で予約しようとする場合
  1. (予約申込み及び支払いの方法等)
  2. 第6条 列車予約サービスによる予約方法は、インターネット上において当社が指定した方法によります。
  3. 2 列車予約サービスにより予約したJR券の運賃・料金の支払方法は、利用者による予約申込操作完了後、利用者があらかじめ登録したクレジットカード(利用者本人名義のものに限ります。) によりインターネット上で決済します。なお、登録可能なクレジットカード及び支払条件は当社が指定し、法人会員(利用者を含みます。)は、クレジットカードの使用についてはクレジットカード会社が定める規約等に従うものとします。
  1. (予約申込期間)
  2. 第7条 列車予約サービスによる予約申込期間は、次の各号に定めるとおりとします。
  3. (1) 受付開始
  4.  ご希望の列車(自由席をご利用の場合を含みます。以下同じ。)の乗車日の1箇月前の日の午前10時
  5. (2) 受付終了
  6.  乗車日当日
  7. 2 前項の規定と個別の特別企画乗車券の予約申込期間が異なる場合は、前項の規定の範囲内で、当該特別企画乗車券の定めが優先します。
  1. (予約申込時間)
  2. 第8条 列車予約サービスによる予約申込みの受付時間は、前条に定める期間内において、午前5時30分から23時までとします。
  3. 2 前条の定めにかかわらず、乗車日当日の予約申込みは、ご希望の列車の時刻表に掲載された発車時刻(以下「発車時刻」といいます。)6分前までとします。ただし、午前5時36分より前に発車する列車は前日23時に、23時06分以降に発車する列車は当日23時に受付を終了します。
  4. 3 前各項にかかわらず、メンテナンス等のため不定期にシステムを停止する場合があります。この場合、当社はインターネット上においてご案内するものとします。
  1. (予約の回答)
  2. 第9条 当社は、利用者からの予約申込み(満席又は予約申込内容の誤り等により予約が成立しなかった場合を含みます。)に対して、回答画面の表示及び登録されたメールアドレスへのメール送信により回答を行います。
  3. 2 予約申込みされたJR券の予約が成立した場合は、利用者が予約申込み時に指定したクレジットカードにより決済を行い、「予約番号」等を回答します。
  4. 3 利用者は、予約申込み後、所要の回答時間を経過してもなお当社からの回答が通知されない場合は、JR九州インターネット列車予約案内センター (以下「センター」といいます。)に電話で問い合わせ、その指示に従うものとします。
  1. (契約の成立等)
  2. 第10条 利用者と当社との間の運送契約は、法人会員の予約申込みに対し、回答画面にて決済完了が確認できる状態になった時又は登録されたメールアドレスに決済完了の通知を当社が発信した時のいずれかに成立することとします。
  3. 2 利用者と当社との間の運送契約が成立したJR券は、利用者が受取り又は払いもどしを行うまでの間、当社が保管するものとします。
  4. 3 前項により当社が保管する乗車券類は、利用規約に別に定める場合を除き、当社又は他社の定める運送約款等の適用を受けるものとします。
  5. 4 利用者が列車予約サービスを利用して予約した列車に乗車する場合には、予約した列車の発車時刻までに、第11条第1項に掲げる箇所で必ずJR券を受け取るものとします。JR券の引取りを行わなかった場合、第1項の運送契約に基づく列車への乗車はできません。
  1. (受取方法)
  2. 第11条 利用者は、前条第2項により当社が保管するJR券を次の各号に掲げる箇所で受け取るものとします。
  3. (1) インターネット上で案内する当社の駅の「みどりの窓口」または指定席券売機
  4. (2) JR西日本の駅の「みどりの窓口」又は指定席券売機
  5. 2 利用者は、前項の受取りを行う際、次の各号に定めるものを呈示するものとします。
  6. (1) 駅の「みどりの窓口」 (受取りは利用者本人に限ります。)
     予約申込み時に利用者が指定したクレジットカード、予約番号及び電話番号
  7. (2) 当社またはJR西日本が指定する一部の指定席券売機(クレジットカードによる受取りは利用者本人に限ります。)
    ・予約申込み時に利用者が指定したクレジットカード、予約番号及び電話番号
    ・予約完了時に表示されたQRコード(二次元バーコード)及び電話番号
    ・予約番号及び電話番号
  8. 3 「みどりの窓口」及び指定席券売機での受取時間は、「みどりの窓口」にあっては午前4時30分から23時30分までのうち当該窓口の営業時間内、指定席券売機にあっては午前4時30分から23時20分までのうち当該券売機の稼働時間内とします。
  9. 4 前条第2項により当社が保管するJR券を、当該JR券の予約時に指定した乗車日(有効期間の開始日)までに利用者が受け取らなかった場合、翌日以降、当該JR券の受取りはできません。この場合、利用者がセンターに連絡し、受け取らなかったJR券のうち、有効期間内のものがある旨を申し出たときは、当該JR券について発売額から運送約款等に定める払いもどし手数料を差し引いた残額を当社が指定する方法で返金します。
  1. (変更・払いもどし)
  2. 第12条 列車予約サービスにより予約・購入したJR券の変更及び払いもどしの取扱いは、当社の運送約款、利用規約、個別の特別企画乗車券に関する定め及びその他一般の規定の定めるところによります。
  3. 2 受取り前の変更及び払いもどしは、インターネット上で受け付けます。ただし、インターネット上で取り扱わない変更内容については、センターにて承ります。なお、インターネット上での変更は変更先列車の発車時刻の6分前まで取り扱い、インターネット上での変更及び払いもどしは午前5時36分より前に発車する列車にあっては前日23時に、23時06分以降に発車する列車にあっては当日23時にその受付を終了します。また、予約時に指定した列車の発車時刻を過ぎた場合は取扱いできません。
  4. 3 受取り前の変更及び払いもどしにあたっては、クレジットカードにより、変更後のJR券を改めて決済したのち、変更前のJR券の払いもどしを決済します。
  5. 4 インターネット上で取り扱う受取り前の変更及び払いもどしにあたっては、その変更可能回数及び払いもどし手数料等について、運送約款の定めとは異なる取扱いをすることがあります。この場合の変更及び払いもどしの方法、対象となるJR券の種類、列車、区間及び座席種別等については、インターネット上でお知らせします。
  6. 5 受取り後の払いもどしは、当社が定める駅のクレジットカード取扱い窓口で承ります。この際、購入時に指定したクレジットカードが必要です。
  1. (システム障害上の取扱い)
  2. 第13条 列車予約サービスのシステム障害等により、予約したJR券の受取りができない場合、当社は新たに運賃・料金を収受して会員にJR券を購入していただく場合があります。この場合、受け取らなかったJR券については、無手数料による払いもどしの手続きを行い、当社が別に定める方法で返金します。
  3. 2 列車予約サービスのシステム障害等により、新たな予約の受付ができない場合、当社は利用者に「みどりの窓口」等で、列車予約サービス以外の方法によりJR券を購入していただきます。
  4. 3 前各項の場合、列車予約サービスで取り扱うJR券と列車予約サービス以外の方法で購入するJR券との間で、その取扱内容、運賃・料金及び乗車列車・区間・経路・座席等に差異が生じる場合であっても当社はその責を負わず、法人会員はあらかじめこれを了承するものとします。
  1. (カードの利用拒否)
  2. 第14条 利用者が登録し、指定したクレジットカードが、クレジットカード会社の定める事由により利用できない場合は、列車予約サービスでの決済に利用することはできません。
  1. (法人会員情報の使用)
  2. 第15条 当社は、法人会員情報及び法人会員が列車予約サービスを利用する過程において当社が知り得た法人会員に関する情報(購入履歴及びサーバー通信履歴、列車予約サービスに必要な追加的情報)を、列車予約サービス及び関連サービス提供のために使用します。
  3. 2 当社は、前項に規定する法人会員に関する情報については、列車予約サービス提供のため、JR西日本へ提供する場合があり、法人会員はこれに同意します。
  4. 3 第1項に規定する法人会員に関する情報は、会員規約の定めるところにより取り扱います。
  1. (法人会員の義務)
  2. 第16条 法人会員は列車予約サービスの利用にあたり、利用規約に定める事項に加え、以下の項目について遵守するものとします。
  3. (1) 法人会員は法令等を遵守し、公序良俗に反することなく、列車予約サービスを利用するものとします。
  4. (2) 利用者が列車予約サービスを利用する際に使用できる利用者ID及びパスワードは、同一の法人IDに対して一人につき1つのみとし、一人が複数のID及びパスワードを所持する場合であったとしても、それらを同時に使用して列車予約サービスを利用しないものとします。
  5. (3) 法人会員は、列車予約サービスに関連して当社又は第三者に迷惑、不利益を与える恐れのある行為、列車予約サービスに支障をきたす恐れのある行為及び法令、利用規約等に違反する恐れのある行為又はそれらに類する行為等を行わないものとします。
  6. (4) 法人会員は、列車予約サービスを利用して購入したJR券の一部又は全部を、直接的・間接的を問わず、営利目的で転売し、又は換金する行為(旅行業法に定める取次行為を含みます。)を行わないものとします。
  7. (5) 法人会員は、その一部又は全部を自らは使用しない等、転売又は換金等の目的において、相当と認められる数量又は頻度を超えて、列車予約サービスを利用してJR券を購入しないものとします。
  8. (6) 法人会員は、利用規約に定める事項を遵守し、また当社が不適切と判断する行為を行わないものとします。
  9. 2 法人会員が前項に定めた義務を果たさない場合、当社は事前に通知することなく、直ちに当該法人会員の資格を剥奪し、将来に向かって取消すことができるものとします。
  1. (当社の免責)
  2. 第17条 当社及びJR西日本は、列車予約サービスに関して、法人会員規約に定める事項に加え、以下の項目に該当する内容について一切の責任を負いません。
  3. (1) 法人会員情報の内容に事実と異なる内容(誤記、記入漏れ等を含みます。)があったことにより法人会員又は第三者が被った不利益
  4. (2) 法人会員が会員規約及び前条第1項各号に掲げる遵守事項に違反したことにより法人会員又は第三者が被った不利益
  5. (3) 利用規約の変更により法人会員又は第三者が被った不利益
  6. (4) 当社が列車予約サービス(システムを含みます。)の中断、変更、終了等又は会員からの列車予約サービスへのアクセス制限を行ったことにより法人会員又は第三者が被った不利益
  7. (5) 法人会員の利用設備等、その機種、ブラウザ及びバージョンなどの環境設定、並びに通信状況等に何らかの問題がある場合等に法人会員又は第三者が被った不利益
  8. (6) センターの電話番号、受付時間等の変更により法人会員又は第三者が被った不利益
  9. (7) 当社が相当の安全対策を講じていたにもかかわらず、通信経路において盗聴等がなされたことにより法人ID、利用者ID、パスワードその他取引情報が漏洩したときに、法人会員又は第三者が被った不利益
  10. (8) 当社が相当の安全対策を講じていたにもかかわらず、駆除できずに当社が送信したメールに付随していたウィルス、又は当社が世間一般に送信できる容量として妥当と判断したにもかかわらず、当社が送信したメールにより、法人会員のパソコン等の受信容量を超過し、法人会員又は第三者が被った不利益
  11. (9) その他、当社が相当の注意を払ったにもかかわらず、列車予約サービスによって法人会員又は第三者が被った不利益
  12. 2 法人会員が利用規約に違反して当社又はJR西日本に損害を与えた場合、当社又はJR西日本は被った一切の損害について当該法人会員に対し請求することができ、当該法人会員はこれに応じるものとします。
  13. 3 法人会員が登録したメールアドレスへのメール送信により当社から回答又は通知等を行う場合、法人会員が登録したメールアドレスの不正確又はメールサーバの障害等によりメールの到着の遅延又は不到着が発生したときであっても、当社は当該メールが通常到着すべきときに到着したものとみなします。
  1. (有効な規約)
  2. 第18条 最新の列車予約サービスに関する印刷物又は最新のインターネット上に記載された利用規約及び告知内容は、すべて従前の利用規約及び告知内容に優先します。
  1. (例外的取扱い)
  2. 第19条 当社は、当社が特に必要と認めた場合、利用規約の規定と異なる取扱いをすることができるものとします。
  1. (利用規約の発効)
  2. 第20条 利用規約は、日本標準時2018年11月1日午前5時30分から有効とします。