食の安全等への取り組み

基本的な考え方
JR九州グループでは、鉄道事業だけではなく、小売業のほか飲食業や農業といった多岐にわたる事業を行っています。これらの事業においても、食の安全をはじめとするさまざまな安全を脅かすリスクの低減を図り、お客さまに安心してご利用いただける安全の確保に取り組んでいます。

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「食の安全」に関する基本的な考え方

食品衛生法を遵守しガイドラインに則り、品質管理や衛生管理に努めるとともに、必要な知識及び技術を習得し、適正な検査等の措置を実施することで、お客さまに安心してご利用いただける安全の確保に取り組んでいます。


食の安全に関する業界イニシアチブへの関与

安心・安全な食をお届けするために、外部関係団体への所属やガイドラインの活用、第三者機関からの認証を取得しています。


衛生協会への加入

外部関係団体へ所属し、食品衛生や品質管理機能の維持・向上に対する情報収集や意見交換を実施しています。


所属団体(一部)

・公益社団法人日本食品衛生協会

・公益社団法人福岡市食品衛生協会

・公益社団法人佐賀県食品衛生協会唐津支部


ISO22000認証の取得

㈱萬坊では、消費者に安全な食品を提供することを目的とした食品安全マネジメントシステムの確立を実現するため、2019年8月にISO22000認証を取得しました。


GAP認証

JR九州ファーム㈱では、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保することを念頭においた営農を行っています。アスパラガス、トマト、ピーマン等の農産品において、適正な農業生産活動に取り組み第三者審査評価である「GLOBAL G.A.P.認証」を取得しているほか、うちのたまご(鶏卵)では、「JGAP認証」を取得しています。


 うちのたまご    GLOBAL G.A.P  JGAP

※GAP:(Good Agricultural Practices:農業生産工程管理)、GGAPは国際、JGAPは国内の第三者認証


食の安全確保のための社員研修と監査

HACCP※に沿った店舗衛生管理の実施

JR九州フードサービス㈱、JR九州ファーストフーズ㈱、㈱トランドール、㈱ヌルボンにおいて、2021年6月からHACCP制度の義務化に伴い、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を実施するため、衛生管理計画の策定やHACCPに関する勉強会の実施などに取り組んでいます。


JR九州フードサービス㈱では、食品衛生における正しい知識の習得や店舗での仕組みづくりとその適正な運用のため、全社員に対し、安全管理及びHACCP研修、調理研修を実施しています。また、食品衛生協会による動画の視聴や衛生管理計画及び記録簿を用いたOFF-JTを実施しています。


JR九州ファーストフーズ㈱では、店長や時間帯責任者等に対して、食品衛生責任者講習を受講させており、店舗当たりの資格取得者数の増加に取り組んでいます。また、店長会議等において、「安全・安心第一」が最も重要な使命であるとの認識を共有させているほか、各フランチャイズ本部と連携して、衛生管理やHACCPに関する研修、外部検査機関による検査等を実施しています。


㈱トランドールでは、お客さまにより安全に安心してご利用いただける店舗衛生管理に努めています。店長等の店舗管理者に対して、食品衛生責任者講習を受講させているほか、毎月の店長会議においても、HACCPに関する内容の理解を深めるため、テーマを選定した勉強会を開催し、制度の適正な運用に努めています。


※HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)
HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。(厚生労働省HPより)


食の安心・安全 五つ星店(HACCP)

JR九州フードサービス(株)では、公益社団法人日本食品衛生協会が主催する食品、食品衛生に関する講習会(HACCP・衛生講習会)の受講や講演会等において最新の衛生知識を習得するよう努めています。同協会が主催する食品衛生指導員としての講習会への参加や巡回指導を通じて、お客さまに安心で安全な食品を提供する衛生管理対策の実施状況等の目安である「食の安心・安全 五つ星(HACCP)」の認証を、一部の店舗において取得しています。


公益社団法人日本食品衛生協会が実施する「食の安心・安全 五つ星事業」において、 食品衛生管理項目5つすべてを実施している店舗を、
「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店」として認証。

アルコール販売に伴う責任ある取り組み

「アルコール販売に伴う責任ある取り組み」の基本的な考え方

JR九州グループでは、酒類の販売について、法令を遵守しガイドラインに沿って、酒類販売管理者の選任・届出・研修の受講、酒類陳列場所の区分や表示、20歳未満への販売をしない等適切に対応しています。


■JR九州リテール㈱の取り組み

アルコール販売研修

JR九州リテール㈱では、酒税法および酒類業組合に基づき、店舗ごとに設定する酒類販売管理者に対し、前回の受講から3年を超えない期間に酒類販売者研修を受講し、適切な酒類販売を行っています。また、店長会議等を開催し、店長に対し酒類の販売について法令を遵守するよう指導しています。


酒類区分 標識掲示

20歳未満への販売防止

JR九州リテール㈱では、酒類の適切な販売のためにお客さまの年齢確認を実施し、20歳未満への酒類を販売しない取り組みを行っています。


■JR九州エージェンシー㈱の取り組み

駅構内や列車内での広告掲載基準

JR九州エージェンシー㈱では、列車内や駅構内における情報発信において、JR九州エージェンシー㈱が所属する公益社団法人日本鉄道広告協会の掲出基準 を定めるとともに、独自に定めた「意匠審査ガイドライン」を遵守しています。今後も、アルコールがもたらす悪影響を認識し、適切な広告掲示に努めていきます。


■㈱ヌルボンの取り組み

飲酒運転撲滅

㈱ヌルボンでは、店舗においてレジ前やトイレに飲酒運転撲滅の呼びかけを掲示するなど、飲酒運転撲滅に向けた取り組みを実施しています。また、NPO法人はぁとスペースの飲酒運転撲滅に向けた取り組みに賛同し、機関誌「TOMOs」への広告掲載等の支援を実施しています。


■アルコール関連問題啓発への取り組み

JR九州では、厚生労働省および各省庁の連名によるアルコール関連問題啓発ポスターや鉄道事業者共同で制作した「暴力行為防止ポスター」を駅構内に掲出し、アルコールに関連する問題啓発に取り組んでいます。


アルコールポスター