努力と成果に応じたメリハリのある評価と報酬
課題と打ち手の方向性
多角的な当社の事業特性に応じた評価等へ対応するため、 2024年度よりメリハリのある評価制度を導入しました。これに併せて、評価に対する社員の納得感の向上させる取り組みとして、フィードバックの機会や評価能力を強化させるための研修等を充実させました。評価の透明性を確保することで、社員は自分の成果を振り返り易くなり、さらなる成長にもつながります。このような取り組みを通して、意欲と能力のある社員の活躍推進を図ります。
フィードバック面談と評価者、面接官に対する研修
2024年度より、年度初に評価者が実施するフィードバック面談において、被評価者に対して特に良かった点や今後の最優先課題と共に評価内容や理由を伝えるよう見直しました。また、昇進試験における面接評価や昇給、賞与の通知を行う際にも社員に理由を伝え評価と報酬に納得感を持たせ、働きがいの向上に努めています。 社員の納得感を高めるために、評価者や面接官を対象とした研修を実施し、コミュニケーション能力や評価スキルの向上を図っています。評価者に対する評価者(コミュニケーション)研修は、主にマネジメントにおける人事評価の重要性や人事評価の前提となる心理的安全性、そして目標設定のポイントと目標達成に向けた部下との接し方等、マネジメント能力の向上を目的に実施しています。評価者は3年に1度の頻度で本研修を受講する計画としており、2024年度から2巡目を実施しています。また、昇進試験の面接官を対象とした面接官研修では、公正かつ納得感のある試験実施のためのポイントについて学んでいます。これらの研修を通じて、社員の評価と報酬に対する納得感を高め、働きがいの向上を図っています。
