地域を元気に

基本的な考え方
 私たちは、九州の元気をつくる企業グループであるという強い使命感を持って事業に取り組んでいます。事業環境が大きく変化する中にあっても、その思いが変わることはありません。会社発足以来、強靭な鉄道づくりの実現に向けて着実に取り組むとともに、グループの総合力を活かして様々な事業を通じたまちづくりを積極的に推進し、地域のにぎわいをつくり、雇用を生み出してきました。
 「住みたい・働きたい・訪れたい」九州をつくるまちづくりは、九州という地域に根差し、地域とともに成長してきた当社グループだからこそできるまちづくりです。「地域の元気」=「JR九州グループの元気」であり、地域の持続的な発展が、当社グループの持続的な成長につながると考えます。
地域を元気に
JR九州ウォーキング
 九州各地の自然、名所、食、お祭りなどをテーマに散策する「JR九州ウォーキング」は1999年5月にスタートし、のべ220万人以上の方にご参加いただきました。自治体や地域の皆さまの協力をいただきながら、散策コースをつくっています。駅を中心としたコース設定となっており、鉄道利用の促進、JR九州グループのファンづくりにもつながっています。地域との継続した良好なコミュニケーションがあるからこそ、生まれるイベントです。 
 
地域に貢献している社員に対する定期表彰の取り組み
 JR九州では、奉仕活動や青少年育成に関する活動、地域清掃などを通じて地域に貢献している社員を定期的に社内表彰しています。このように社員の地域での活動が「地域を元気に」する活動につながっています。
地域貢献_定期表彰
博多まちづくり推進協議会
 博多まちづくり推進協議会は、博多駅周辺の企業・団体・自治協議会・学識経験者・福岡市等で構成するエリアマネジメント団体として2008年に設立されました。「九州」「アジア」の玄関口である博多駅地区を舞台に、住む人・働く人・訪れる人に愛される魅力的なまちにしていくため、各者が一体となってまちづくりを進めています。  月に一度、博多駅周辺で行っている清掃活動では毎回400名前後の会員が参加しています。 他にもはかた駅前“どんたく”ストリートの運営、沿道のイルミネーション事業、様々な社会課題の解決に向けた実証実験等を官民連携で取り組んでいます。