参考写真 参考写真

Quality

機能性とデザインを追求した住宅品質。

参考写真

Structure

場所打ち鋼管コンクリート杭の採用(住棟本体)

基礎梁下部には全体で35本の杭を配置し、地下約22.2〜45.3m付近から出現する安定した支持層まで築造しています。このコンクリート杭は「場所打ち鋼管コンクリート杭」で、杭の底部は抵抗力をより高めるため直径を最大約2.2mに拡大させた拡底杭となっています。杭の支持地盤は、建物の荷重をしっかりと受けとめられる安定した耐力を保持する固結シルト層、細砂層、砂礫層であり、地震時にも充分な耐力を保持します。

基礎断面概念図
拡底杭概念図

溶接閉鎖形フープ筋

主要構造部のコンクリート柱には、工場であらかじめ溶接された溶接閉鎖形フープ筋を採用しています。〔仕口部分(柱基礎梁接合部)は除く〕繋ぎ目のあるフープ筋を用いた場合に比べ、より粘り強さのある構造となります。(全階に採用)

概念図

※1 一般的なフープ筋:フープ筋を一本一本柱の主筋に引っ掛けて結束しています。
※2 溶接閉鎖形フープ筋:フープ筋のつなぎ目は予め工場で一本ずつ溶接します。

溶接閉鎖形フープ筋

床や壁(耐震壁)などの主要構造部では、鉄筋を格子状に組立て二重に組むダブル配筋を標準としています。

概念図

対震枠玄関ドア

ドアと枠の間に適切なクリアランスを設け、地震などによりドア枠が変形した場合でも開閉不良を生じにくくします。

概念図

地震時管制運転機能付エレベーター

地震発生を感知すると、最寄り階に自動停止する機能を備えたエレベーターを採用。

概念図

概念図

コンクリートの設計基準強度
30N/m㎡以上

主要構造部に採用しているコンクリートの耐久設計基準強度※1は24N/m㎡以上(大規模補修不要予定期間※2は65年)です。住棟本体の設計基準強度※1は30N/m㎡以上(大規模補修不要予定期間※2は100年)です。

概念図

概念図

※付属棟、付属構造物等を除く
※JASS5(2015年版)鉄筋コンクリート工事(日本建築学会編)の規定(単位/年)
※1 構造体の計画供用期間に応じたコンクリートの耐用期間を必要とされる圧縮強度。
※2 大規模な補修をしなくても、鉄筋の腐食やコンクリートの重大な劣化が起こらないと予定されるおおよその期間。

コンクリートのかぶり厚さ

鉄筋をコンクリートで覆い腐食から守るため、建築基準法では最小かぶり厚さが定められています。「かぶり厚さ」とは、コンクリートで鉄筋を包み込む厚さをいいます。

かぶり厚さの標準値

かぶり厚さの標準値

建築基準法施工令 第79条(鉄筋のかぶり厚さ)

※最小かぶり厚さは上記寸法-10mm。
( )内は仕上げありの場合

概念図

概念図

水セメント比

主要構造部のコンクリートは、水、セメント、骨材等で構成されています。このとき、セメントに対する水の比率(水セメント比)を抑えるほど、耐久性を高め、劣化を抑えることができます。当マンションのコンクリートは、この水セメント比を、住棟の上部構造は50%以下、杭は55%以下に設定しています。

概念図

耐震壁内蔵梁工法を採用

従来の梁を、戸境壁に内蔵することにより、スッキリとした室内を実現します

※一部住戸を除く。

従来の工法(概念図)

住宅性能表示<劣化の軽減に関すること>
において等級3を取得

「MJR新川崎」では、主要構造部のコンクリートを作る時の水セメント比を50%以下に抑え、さらに鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚さを適正に確保することで住宅性能表示<劣化の軽減に関すること>の項目において、劣化対策等級3を取得。これは、通常想定される自然条件及び維持管理条件の下で、3世代(おおむね75年〜90年)まで構造躯体等に関わる大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するための必要な対策が講じられているということを意味します。

耐震壁内蔵梁工法を採用

戸境壁は約200mm以上を確保し、耐久性とともに遮音性を高めました。隣り合う住戸間のプライバシーにも配慮しています。また外壁は約150mm以上のコンクリート壁または約100mmのALCを採用しています。

概念図

概念図

耐久性のある給水・給湯管

専有部の給水・給湯管には、熱に強く、錆や腐食の心配のない樹脂製の架橋ポリエチレン管を採用。

参考写真

参考写真

外壁の断熱

外部に面した壁・梁・柱の室内側には20mm以上の断熱材を吹付けし、プラスターボード張りとしています。(一部除く)

※断熱材の厚みは部位により異なります。

概念図

概念図

共用給水配管の性能維持

共用部の給水管に樹脂管である建築設備用ポリエチレン管を採用。設備配管の耐久性向上とライフサイクルコストの低減を図ることができ、サビ(赤水)のないクリーンな水を長期間維持することができます。

参考写真

参考写真

水廻り(排水管)の防火・防音対策

排水たて管にカンペイシート+(遮音シート)を設置、住戸内排水たて管には、硬質ポリ塩化ビニル管を採用。直接居室に面したパイプスペースのみ貫通部の防火・防音措置工法により遮音効果を高めます。

概念図

屋上・最下層の断熱

屋上は、コンクリートと防水層の間に断熱材を敷き、太陽の熱による最上階住戸の温度上昇防止に配慮しています。また最下階の住戸では、床コンクリートの下に断熱材を設けることで断熱性を高め、床からの居住空間の冷え込みに対応しています。

概念図

※住戸によって断熱の厚みに違いがあります。

※1 ルーフバルコニーは押出し法ポリスチレンフォーム保温板 約35mm
※2 1階が共用部の場合、2階床下部分に約50mm

※掲載の収納イメージイラストは形状・色等、実際のものとは多少異なります。