トップメッセージ

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安全とサービスを基盤として
九州、日本、そしてアジアの元気をつくる

古宮洋二
青柳俊彦

 当社グループは、「あるべき姿」である「安全とサービスを基盤として九州、日本、そしてアジアの元気をつくる企業グループ」の実現に向けて、「安全・安心なモビリティサービスを軸に地域の特性を活かしたまちづくりを通じて九州の持続的な発展に貢献する」という「2030年長期ビジョン」を掲げています。

 また、同ビジョンを実現するために策定した「2030年長期ビジョン実現方針」では、「価値観の変化を捉えた“豊かな生活を実現する”まちづくり」と「九州の持続的な発展に貢献する領域の拡大」という2つの方針を定めています。

 2022年度からスタートした中期経営計画においては、この3カ年を当社グループが早期に成長軌道への復帰を図るとともに、今後、持続的な成長を遂げていくための重要なステージとして位置づけ、主にコロナ禍への対応として取り組みを開始した「事業構造改革の完遂」、「豊かなまちづくりモデルの創造」及び「新たな貢献領域での事業展開」という3つの重点戦略を推進しています。

 2023年度は、香椎線において日本初のGOA2.5自動運転を開始しました。また、西九州新幹線を基軸とした西九州エリアにおけるまちづくりの集大成である「新長崎駅ビル」を開業する等、沿線でのまちづくりを着実に進めました。

 2024年度は、現中期経営計画における最終年度であり、最も重要な年であると考えています。加速度的に変化する社会の中で、あるべき姿の実現に向けて、事業構造改革を完遂させるとともに、グループの未来をつくる「人、モノ、新技術」への投資をグループ一丸となって積極果敢に行うことで、中期経営計画を達成し、今後の持続的な成長につなげてまいります。

 引き続き、当社グループの事業活動にご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。