仕事のやりがいや成長を語ります
[社員インタビュー]

電気・鉄道システム

園川 真太SHINTA SONOKAWA

鉄道事業本部 工務部 電力課
2013年入社

INDEX

  • 私とJR九州の出会い

  • 私のキャリアストーリー

  • 私のいま

  • 私のみらい

私とJR九州の出会い

高校卒業後は九州を離れ、関西や関東で学生生活を過ごしました。地元から離れたことで、私にとっては当たり前の存在だった九州の食や自然が観光資源でもあること、何より九州が豊かで魅力的な土地だと気づくことができました。また、私自身地図を眺めることや旅行が好きだったこともあり、地元九州の交通インフラを担っているJR九州であれば胸を張って働くことができると感じ、入社を決めました。

私のキャリアストーリー

CAREER.1
小倉電力区

社員研修センターや本社での研修後、北九州エリアの電車線路設備や駅事務所などの電灯電力設備、電力供給元の変電所設備といった電力設備の検査・修繕の実施、更新工事の監督員として施工管理に携わりました。加えて本社で開催される発表会や競技コンクールへも積極的に参加し、技術を磨きました。

CAREER.2
運行管理部 電力指令

JR九州が保有するすべての変電所や配電所などの稼働状態を監視しつつ、電車が走行しない深夜帯に設備点検や工事を行うため、電力供給を行っている現地機器の入切を遠隔操作する仕事に携わりました。変電所そのものを停止させる際には電力会社との調整を行い、地震や台風などの災害時には、復旧対応の取りまとめ役も担いました。

CAREER.3
鉄道事業本部 電気部 電力課

技術導入の検討や省エネルギー化推進に関する業務に携わりました。技術導入では、電車や駅事務所などJR九州全体の電力供給状態を監視・制御する「電力遠制システム」の機能自動化を含めたシステム更新を行いました。また省エネルギー化推進では、JR九州すべての駅事務所を対象に照明設備のLED化を促進していきました。その中でも、小倉駅と博多駅は省エネ効果が大きく見込めたことから、国土交通省による支援事業として承認されることができました。その他、JR九州グループ全体の電気や灯油といったCo2排出に関わるすべてのエネルギー使用量を取りまとめ、Co2排出量の計画・実績・推移について経済産業省、国土交通省への報告を担当しました。

CAREER.4
鹿児島工務所

鹿児島地区の現場保守区において、電力部門に関わる工事管理や予算管理、また変電所停止に伴う電力会社との調整といった業務を行いました。その他、鹿児島地区は全国的に見ても年間降水量が多いため、倒木などの災害発生時には速やかな列車の運行再開に向け昼夜問わず必要な設備の健全性確認や復旧対応を行うこともありました。

NOW
鉄道事業本部 工務部 電力課

私のいま

現在は主に「企画」と「技術調査」の2つの業務を担当しています。「企画」業務では、各現場が参加する会議や発表会、技術コンクールの計画、さまざまな報告物などの集約や社員教育に関する業務に携わっています。特に発表会では、日頃から各現場が取り組んでいる中業務の改善例や設備の見直し、工具の開発といった取り組みを発表し、特に優秀だった社員はJRグループ全体で行われる「テクニカルフォーラム」という発表会に論文を提出することもあり、論文作成の手伝いも行います。本社側だけでは気づけない改善点やアイディアを現場から発信することで会社をより良くしていく、とても重要な機会になっています。

もう1つの「技術調査」は、業務を効率化するための技術導入を検討から導入までを行う仕事です。労働人口の減少や危険な作業への従事といった課題がある中、社員にとってより安全で働きやすい職場環境にするための製品や技術の導入を検討し、場合によっては業務自体の見直しも行っていきます。「企画」の仕事は今ある仕事から改善していくアプローチになりますが、「技術導入」は変革がスタートでありゴールです。IoTやDXを含め、電気以外の専門的な知識を学ぶ必要がありますし、先端技術を鉄道事業でどのように活用できるのか、目的と手段をしっかり見据えた上でアプローチすることが求められます。どちらの業務も一つひとつ確実に取り組むことで、1歩でも2歩でもJR九州がより良い未来に向かっている実感を得ることができます。また、会社としてもこうした取り組みを目に見える形で評価してくれる土壌があり、やりがいにつながっています。

私のみらい

JR九州は、地元九州では広く認知されていますが、同じく上場している本州のJR東日本、JR東海、JR西日本と比べると、まだまだ足りていない部分もあります。しかし九州という豊かな土地で、食や自然といったさまざまな観光資源を活かしたD&S列車やキャンペーンを数多く運用しており、ほかにはない魅力が数多くあることも確かです。九州にしかない魅力や強みをより磨き続け、世界から注目される企業であり、地域に根差していく企業を目指していくべきだと思っています。

そのためには、JR九州で働く社員自身もより輝いていく必要があると思っています。仕事もプライベートもそれぞれ充実させることができるよう、今後部下を持つ立場になれば働きやすく居心地のいい職場づくりにも注力していくつもりです。また、JR九州の可能性を広げていくためには、担当業務という枠にとらわれず、自由にコラボレーションできる風土というのも重要になってくると感じています。普段何気ない会話のなかに、実は手伝えること、逆に力を借りることなどアイディアが見つかります。JR九州を1つの大きなチームとして、周囲に学び、周囲を巻き込みながらJR九州を成長させていきたいと思っています。

  • 電気・鉄道システム

    吉田 健太郎KENTARO YOSHIDA

    2020年入社

  • 仕事のやりがいや成長を語ります
    [社員インタビュー]

    INDEXに戻る

  • 鉄道営業

    宇野 紗英子SAEKO UNO

    2018年入社