仕事のやりがいや成長を語ります
[社員インタビュー]

建築(鉄道)

酒見 浩平KOHEI SAKEMI

工務部 設備課
2012年入社

INDEX

  • 私とJR九州の出会い

  • 私のキャリアストーリー

  • 私のいま

  • 私のみらい

私とJR九州の出会い

大学では建築を学び、大学院では都市計画を学んだこともあり、就職活動ではゼネコンや設計事務所を中心に検討していました。並行して、どんな建物を建てたいのかを考えたときに、まちづくりの中心となる駅舎に携わりたいと思うようになったのと、JR九州でも建築に携わることができ、加えて設計から施工、保守管理などさまざまなフェーズに携われると知り、入社を決めました。

私のキャリアストーリー

CAREER.1
建設工事部

鉄道施設新築工事の監理業務に携わり、入社1年目から機器室の設計から施工までを担当しました。分からないことも多い中、とにかくがむしゃらに取り組み、建物が完成したときに先輩から「よくやったね」と言ってもらい、涙がでそうなほど嬉しかったのを覚えています。

CAREER.2
大分鉄道事業部

大分県内にある駅舎のリニューアル工事や保守業務に携わりました。クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」が運行を開始する時期に、豊後森駅の駅舎のリニューアルに携わったことが印象に残っています。

CAREER.3
宮崎総合鉄道事業部

宮崎県内にある駅舎のリニューアル工事や保守業務に携わりました。当時、駅舎以外にも宮崎支社をリニューアルする案件があり、デザインにも関わることができました。

CAREER.4
建設工事部

熊本駅や折尾駅、諫早駅などの大規模プロジェクトに工事担当として携わりました。これまでとは比較ができないほど工事の規模が大きく、関係者も多かったため、調整には苦労しました。工事担当2名で熊本に在勤し、最後までやりきれた経験は現在の仕事にも活きていると感じます。

CAREER.5
人事部

社員が利用するJR九州の研修センターの建て替えを担当しました。鉄道の駅とは違った社員研修センターという特殊な建物に関わることができ、貴重な機会になりました。また自身で設計から施工、プロジェクトの調整などを含めて、建築におけるすべてのフローを経験したことが、今の自信に繋がっています。

NOW
工務部 設備課

私のいま

鉄道建築の中で、駅などの建築計画のスタート地点であるコンセプトの策定や基本設計、自治体をはじめとする関係者との合意形成を担っています。学生時代は自分のデザイン、自分の作りたい建物という考えが中心になっていましたが、駅は公共施設であり、不特定多数の方が利用されます。また、通路の幅が少し変わるだけで人の流れに大きく影響が出ることもあります。鉄道営業の担当と意見を交わしながら、利用するお客さまが快適にご利用いただける駅、喜んでもらえる駅をつくることが大切だと感じています。

キャリアを歩む中で計画から設計、施工、保守という建築のサイクルをすべて経験することができました。特にJR九州では若手のうちから、裁量を与えられ、仕事に取り組む事ができるため、自分の想いをコンセプトに乗せることができますし、他の鉄道会社の方からは「この全部を酒見さんが!?」と驚かれることも少なくありません。

私のみらい

高齢化や人口減少が進んでおり、今後、駅をどうしていくかという課題があります。その解決策として今、私を含む建築計画の担当者で「ローカル線の駅の賑わいをもう一度取り戻そう」という取り組みを行っています。開業時から時間が経過し、空きスペースが目立つ駅も少なくありませんが、民間や自治体の方々と協力しながら、新たなテナントの誘致やイベントを開催することで、駅の活性化が九州の元気につながっていくと思います。

今後、九州だけでなく日本全体の高齢化や人口減少が進む中、駅の在り方自体も変わっていくと考えています。社会が目まぐるしく変化している今、その変化を捉え柔軟に対応できる建物を作っていく必要があり、JR九州にはそれを成し遂げる力があると思います。これからも「九州を元気にする」ためにさまざまな職種の関係者と連携を取りながら、多様な価値観や考えを取り入れ、私自身も建築に捉われないキャリアを積み重ねることで、未来の在るべき駅の姿を模索し続けていきたいです。

  • 保線・土木

    佐野 弘典KOSUKE SANO

    2008年入社

  • 仕事のやりがいや成長を語ります
    [社員インタビュー]

    INDEXに戻る

  • 建築(事業開発)

    美濃 ちひろCHIHIRO MINO

    2021年入社