仕事のやりがいや成長を語ります
[社員インタビュー]

車両・運輸

川内野 峰城MIKI KAWACHINO

熊本総合車両所
大村車両管理室
2008年入社

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私とJR九州の出会い

幼い頃から、鉄道を利用して家族とよく福岡まで出かけていました。高校も鉄道で通学し、常に身近な存在として鉄道がある中で、自然と鉄道会社で働きたいという想いを抱くようになりました。進学先の高校を決める際は、将来JR九州に入社したいという思いから、工業系や機械系の専門的な知識が得られる学校であること、JR九州に就職実績のある学校であることを重視して進学先を決めました。また私はレールの下に敷いてある枕木の匂いが好きで、鉄道に携わる限り好きな匂いを嗅ぎ続けられるという期待もありました(笑)。この想いを入社試験の面接でぶつけたところ、匂いの正体が枕木の防腐剤だったことが判明し、選考の中でもとても印象に残っています。

私のキャリアストーリー

CAREER.1
小倉総合車両センター
鹿児島車両センター

小倉総合車両センターでは車両業務の学科研修、鹿児島車両センターでは実車を使った研修があり、1年間で車両職として働くための基礎知識を学びました。学生時代と違い「学びながら給料をもらっているんだ」という思いから、知識・技術習得に全力で臨んだのを覚えています。

CAREER.2
小倉総合車両センター 品質管理課
門司港車両派出所

小倉総合車両センター品質管理課では3年間、415系電車の交番検査(90日以内に行う検査)や九州内を走る全車両の全般検査、要部検査のために小倉総合車両センターに入場する車両の入場検査を主に担当しました。その後、門司港車両派出では6年間、車両の品質管理や運用、構内業務を担当しました。どちらも同じ車両職の仕事ですが、小倉総合車両センターでの3年間は、車両の定期的な検査に関する知識・技術を深め、門司港車両派出での6年間は、最初の3年間で学んだことを活かしつつ、実際に車両が走行している中での故障対応などを行うための知識・技術を深めました。
この間、リーダー研修という約3か月間の社内研修を受講し、論理的思考やその他さまざまな講義を受け、幅広い知識や視野を身につけることができました。またグループごとに与えられた課題研究の発表に向けて課題を整理し、成果を発表しました。

CAREER.3-5
熊本総合車両所 品質管理課/技術課/運輸部 車両課

熊本総合車両所品質管理課では新幹線の仕業検査、交番検査、信号所、構内運転士を担当しました。その中で、動力車操縦者限定免許を取得し、熊本車両総合車両所構内のみですが新幹線を運転することができました。熊本総合車両所技術課と運輸部車両課では西九州新幹線開業に向けた業務を担当し、車両基地の立ち上げ準備や新幹線の搬入などスケールの大きな仕事に携わることができました。

NOW
熊本総合車両所 大村車両管理室

私のいま

大村車両管理室は、西九州新幹線のために新たに設置された車両基地です。私は車両の検査の他、車両基地内で働く社員に労働災害が発生しないよう、安全対策に努めています。具体的には、社員が作業中に不安全行動をしたり、重大な事故に直結する一歩手前の出来事であるヒヤリハットの事案が発生した際、即座に対応し改善します。加えて、ヒヤリハットの原因究明や設備の不備も即座に対応します。社員の働きやすい環境を作ることは、社員の命を守ることにもつながります。また、働きやすい環境で新幹線を点検することにより、より安全な車両をお客さまに提供することができ、社員の命を守ることは結果としてお客さまの命を守ることにもつながります。その他にも企画業務や予算・経理・設備・信号所・構内運転士も担当しており、幅広い業務に携わっています。

車両職社員は直接お客さまと接する機会はほとんどありませんが、私たちで整備・点検した車両を、多くのお客さまにご利用いただくことでやりがいを感じています。そのやりがいをモチベーションに変え、安全・快適な車両を提供することが、私たち車両職のできるサービスの1つだと思っています。また、熊本総合車両所及び大村車両管理室では一般のお客さま向けに、「新幹線見学隊」や「新幹線フェスタin長崎・熊本」を実施しています。子どもたちから届く感謝の寄せ書きや手紙は仕事の励みになっています。これも私たちができるサービスの1つだと感じています。

私のみらい

西九州新幹線開業に伴い、「かもめ」が川棚港から大村車両管理室に向けてトレーラーで運ばれる際、夜間にも関わらずたくさんの地域の方々が駆けつけてくださった光景を今も鮮明に覚えています。地域の方々に愛されているという嬉しい気持ちと、この期待に応え続けなければという感情も同時に湧き上がり、身が引き締まる思いでした。

地域の方の中には、車両基地が大村にあることをまだ知らない方もいらっしゃいます。普段の業務のみならず見学対応にも全力で取り組み、地域とのつながりを大切にすることで、職場の新たな未来を創造することができると感じています。西九州新幹線開業に向けて取り組んだことや感じたことを胸に刻み、これからも新しいことに挑戦し続け、地域・職場・JR九州全体の未来につながる業務に携わっていきたいと思っています。

  • 事業開発(事務)

    杉山 英凜子ERIKO SUGIYAMA

    2017年入社

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  • 駅・乗務員

    中野 乃亜NOA NAKANO

    2019年入社