私とJR九州の出会い
志望動機は単純に、地元九州でとにかくネームバリューがあり、誰もが知っている会社で働きたいと考えていたため、業界や職種は絞らず、さまざまな企業の選考を受けました。JR九州は「電車」のイメージしかありませんでしたが、九州では誰もが知り、日常的に利用している存在です。調べていく中でさまざまな分野の事業を展開していることを知り、将来にわたって挑戦し続けられる環境があると感じ、入社を決めました。
仕事のやりがいや成長を語ります
[社員インタビュー]
駅・乗務員
藤脇 一泰KAZUHIRO FUJIWAKI
小倉運転区 指導担当
2012年入社
私とJR九州の出会い
志望動機は単純に、地元九州でとにかくネームバリューがあり、誰もが知っている会社で働きたいと考えていたため、業界や職種は絞らず、さまざまな企業の選考を受けました。JR九州は「電車」のイメージしかありませんでしたが、九州では誰もが知り、日常的に利用している存在です。調べていく中でさまざまな分野の事業を展開していることを知り、将来にわたって挑戦し続けられる環境があると感じ、入社を決めました。
私のキャリアストーリー
CAREER.1-2
福間駅 駅係員
長崎車掌センター
入社して最初の1年間は駅係員、2年目は車掌を担当しました。JR九州の魅力でもあるお客さまとの距離の近さを肌で感じることができました。
CAREER.3
小倉運転区 運転士
運転士の資格を得て、約5年間運転士の業務に従事しました。運転士の勤務は、出勤時間や運行計画、休憩時間まですべて乗務行路表によって決められています。私の場合は体力面よりも、自分自身で時間管理しなければならないことへの不安や、24時間「安全に運行しなければ」と気を張り続けてしまい、最初は苦労しました。それでも、安全に駅に到着しドアが開いた瞬間に、ホームから多い時では千人をこえるお客さまが移動している光景は圧巻ですし、私のモチベーションにつながっています。
NOW
小倉運転区 指導員
私のいま
主に北九州地区の列車の運行を担う小倉運転区で、運転士の教育を担当しています。添乗して運転士に同行し、実際に運転している様子を確認し、改善点があれば指摘します。運転士の多くは私よりも歳上で、ベテラン運転士も多くいます。だからといって言うべきことを言わなければ、お客さまの安全を脅かすことにつながります。そのために、普段から何でも言い合える関係を築きつつ、伝え方を工夫するようにしています。
また、これから運転士の資格取得をめざす見習い運転士の指導も担っています。運転士の資格を得るためには、社内試験に合格し、適性検査や学科講習、実地講習など多くのステップがあります。新人の中には上手くいくことばかりではなく、落ち込んでいる社員も少なくありません。胸を張って言えることではありませんが、私は学生時代、とにかく野球に熱中していたこともあり、勉強に苦手意識もあり、新人のときは上手くいかないことばかりでした。その経験を活かし、落ち込んでいる新人には前向きなアドバイスをするようにしています。
私のみらい
指導員の仕事は、職場全体の運転ミスをゼロにすることが一番の使命です。指導員の成果はすぐに目に見えて分かるものではありませんが、年間の運転ミスの件数が減ることや、何より自分が教え導いた見習い運転士が国家資格を取得し、晴れて一人前の運転士に育ってくれた時は、自分のこと以上に嬉しく思い、やりがいを感じることができます。お客さまの命をお預かりする責任の重さはありますが、私にとってはそれもやりがいです。その根底には、運転士という仕事は子どもたちから憧れられる仕事でなければいけないという想いがあるからかもしれません。
運転士時代、普段から自分なりに工夫して取り組んでいる様子を見ていてくれている上司がおり、指導員という立場を勧められました。JR九州には、頑張った分だけ評価してくれる風土があります。今は運転士の指導員という立場ですが、今後は会社全体の人材育成という立場にも挑戦していきたいと思っています。そしていつまでも、走る列車に向かって地域の方々が笑顔で手を振ってくれる、そんな存在を目指し続けていきたいです。