仕事のやりがいや成長を語ります
[社員インタビュー]

客室乗務員

有川 麻衣MAI ARIKAWA

サービス部 サービス課
客室乗務員 チーフ
2011年入社

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私とJR九州の出会い

大学では観光文化学科を専攻し、ツーリズムと地域活性化について学んでいたため、就職活動でも当初は航空業界やツアーコンダクターといった仕事を視野に入れていました。JR九州は通学に利用していたため存在自体は知っていましたが「移動の手段」という認識しかありませんでした。

そんな中で、就職活動中に県外へ移動することがあり、初めて当時運行していた特急「リレーつばめ」を利用し、客室乗務員の存在を知りました。実はその時終点まで寝てしまい、客室乗務員の方に起こしていただきました。降りる時には「頑張ってね!」とエールまでいただき、こんな風にお客さまの近くで接する仕事があることに興味を持ちました。さらにはD&S列車の存在を知り、九州の魅力を発信できるJR九州の客室乗務員をめざすことにしました。

私のキャリアストーリー

CAREER.1
サービス部 サービス課 客室乗務員

入社後は列車やきっぷに関する情報、ビジネスマナーなどについて一通り新入社員研修で学び、独り立ち後は新幹線や「ゆふいんの森」などで乗務経験を積みました。当時、乗務をスタートした頃は客室乗務員が複数人乗る「ゆふいんの森」ではなく、一人しかいない特急での乗務があり、見習い期間のOJTにおいて先輩の力を借りながら予習復習を必死にしたことを覚えています。
客室乗務員は入社2年目以降に新人や後輩を指導することができるインストラクターをめざすことができ、さらに一定年数を経験するとリーダー職(サブチーフ・チーフ・パーサー)の試験を受験することができます。リーダー職になるとグループ制で列車毎の企画などを行う委員会の運営や新入社員の研修管理などに参画することができ、私は入社6年目にサブチーフに、11年目から現在のチーフに就いています。

NOW
サービス部 サービス課 客室乗務員 チーフ

私のいま

私は「ゆふいんの森」を始めとするD&S列車の客室乗務員として、列車や観光地のご案内、物販など車内サービスの提供業務を担っています。また「或る列車」や「36ぷらす3」など車内で食事をお召し上がりいただくことができる列車では、お食事の提供も行います。似ている仕事として航空旅客機の客室乗務員がありますが、JR九州の客室乗務員はよりお客さまとの距離が近く、都度車窓を流れていく景色をご案内したり、途中停車駅での沿線の方々との出会いというのは列車ならではと感じています。一方で、目的地があり、限られた時間内でサービスを提供するというのは同じです。1回の乗務で最大250名ほどのお客さまを迎えることもあり、よく観察し、お客さまがそれぞれどんなサービスを求めていらっしゃるのか機微に察知するようにしています。私がもっとも力を入れている部分でもあります。

また、乗務の仕事以外では委員会活動に携わっています。委員会ではサービス内容や新しい商品アイディアなどを客室乗務員同士で意見を出し合い、付加価値を高める活動に取り組んでいます。例えば夏休みの自由研究に役立つイベントの開催や客室乗務員がデザインしたタオルを販売したこともあります。自分たちの手で乗務する列車の価値を高めていくことができるので、モチベーションを高めることにもつながっています。

私のみらい

JR九州の中でも特にD&S列車は、お客さまと一緒にストーリーをつくり、笑顔や感動の時間を共有でき、客室乗務員としての仕事の醍醐味を感じることができます。さらには九州にはまだ知られていない魅力がたくさんあり、発掘し広めることが私たちの使命の一つでもあります。現在、新たなD&S列車の導入に向けてさまざまな準備を進めており、九州についても改めて調べているのですが、調べれば調べるほど新しい魅力が見つかります。眠っている九州の魅力を私たちが見つけ出し、お客さまに紹介することで、より九州を好きになっていただくことが大きな目標です。

同時に、現在はチーフというという立場になりましたが、自分のレベルはまだまだ低いと感じていますし、お客さまへの観光案内もまだまだ力を入れて、伸ばしていく必要があると思っています。乗務時間が限られているからこそ、1日を振り返った時に「後悔がないように行動すること」が私のモットーです。これからもお客さま、そして地元の方々の力を借りながら、客室乗務員全員で成長を続けていきたいです。

  • 駅・乗務員

    藤脇 一泰KAZUHIRO FUJIWAKI

    2012年入社

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  • 車両・運輸

    川内野 峰城MIKI KAWACHINO

    2008年入社