施工過程

リノベーションとは

国土交通省の定義では、リノベーションとは「新築時の目論見とは違う次元に改修する」とあります。
老朽化した設備を取替えたり、壁紙を貼り替えるなどの比較的小規模な修繕レベルの「リフォーム」とは違い、JR九州の「リノベーション」は骨組みだけのスケルトン状態にして、間仕切りの変更や水廻りの配管を新品に交換し移動させるなど、住居の機能や快適性、価値を高めて再生する「スケルトンリノベーション」を実施・施工しています。

※JRENOXでは、一部リノベーション物件も取り扱っております。

1.中古マンションの選定

利便性の高い、成熟した立地の物件を選りすぐっています。
また新耐震基準適合の物件を選定し、安全・安心なリノベーション物件をご提供します。

2.間取りプランの決定

新築分譲マンションの「MJR」や新築賃貸マンションの「RJR」などで培った豊富なノウハウを活かし、
既存住宅の概念にとらわれない間取プランを提案します。

3.解体工事(内装解体・撤去工事)

JRENOXの特徴でもある、スケルトンリノベーションでは 床・壁・天井、キッチン等の水回りの設備などを 解体・撤去し、スケルトン状態にします。 スケルトン状態にすることで、大幅な間取り変更・水廻りの位置変更等が可能となります。

4.配管配線工事

老朽化した配管・配線などは新しいものに交換します。
また、間仕切りの位置を決める墨出しという作業を同時に行います。

5.床組み、天井の新設

間仕切りの元となる木組みの作業です。

6.下地(ボード貼り)・造作工事

プラスターボードを貼っていき 壁や天井の下地の施工を進めていきます。 同時に建具枠の取付や棚板などをつくる造作工事を行います。

7.クロス貼り、設備取付、フローリング貼り

壁・天井にクロスを貼り、キッチン・トイレなどの設備の取り付けを行います。 床のフローリング貼りも進めていきます。この作業が終わると施主自ら、不備が無いか点検を行います。

(一例)
  • 配水管-露出部漏水確認

  • 給湯管-湯温の上昇・手で確認

  • 情報系配線-TVレベル計測器
    による測定

8.竣工検査・R1検査

工事完了後、JR九州独特の 竣工検査に加え、重要インフラ部分はリノベーション協議会の統一基準
「適合リノベーションR1住宅」基準に相当する検査を行います。

9.完成

スケルトンリノベーションは実用性の高い間取りに変更できるのはもちろん
目には見えない配管や配線を新品に交換できるのも大きなメリットです。