PARTNERS' VOICEパートナーズボイス

VOICE 03 安全・安心を追求する風土と
地域に寄り添う姿勢。

  • NISHIMATSU

SPEAKER

  • 西松建設株式会社
    九州支社 博多出張所
    所長

    足達 良太 様

建設会社の視点から感じる、
MJRブランドの印象はどんなでしょうか?

足達 様
2010年からMJRの施工に携わり、これまで7物件で現場所長を務めてきました。現在、8物件目の『MJR博多ザ・レジデンス』を施工中です。
私も長く建設業界で働いていますが、JR九州さんと他社さんの違いを感じることはありますね。
まず施工管理について、担当者の方が足繁く現場に出向き、弊社や設計事務所等と密に打ち合わせをしてくださったりと、安全・安心な住まいづくりに取り組む姿勢をすごく感じます。デベロッパーという立場で指示をするだけではなく、我々の意見も最大限に尊重し、一緒により良い住まいをつくりたいという想いを感じますね。
次に、建物の施工前から施工中も含めて、計画地周辺の地域の方にとても配慮されている印象です。 地域の方々から多く寄せられるご要望にも、一つひとつ真摯に耳を傾けて、しっかりと対応されています。
それはマンションを購入した方が、地域のコミュニティに溶け込み快適な生活を送れるようにという配慮で、他社にはないJR九州さんの企業姿勢ではないでしょうか。

これまでに竣工された7物件の中で、
特に印象的だったのはどの物件でしょうか?

足達 様
『MJRザ・ガーデン香椎』ですね。この物件は、地上14階建て、総戸数420戸とかなり大規模なプロジェクトでした。都市開発の一環の建物として、地域の活性化やコミュニティづくりに貢献するため、オープンスペースが非常に充実しています。また、『ザ・ガーデン』シリーズにふさわしい、美しい植栽も特徴です。豊かな緑と季節ごとの花たちは、敷地内を散策するだけでも癒やされますよ。
「MJRザ・ガーデン香椎」

『MJRザ・ガーデン香椎』の施工時、
大変だと感じた出来事はありましたか?

足達 様
『MJRザ・ガーデン香椎』は、工程的な面や工事期間もなかなか厳しい施工でしたが、敷地が広く、とても目立つ建物で、いつも以上に力がはいりました。
MJRの特徴かもしれませんが、自治会への説明もとても丁寧です。通常、地域説明会はJR九州と弊社で行うのですが、その回数がすごいんです。お互いが納得できるまで、複数回行います。
例えば、420世帯が住んでいて、平置き駐車場もあるから、通勤ラッシュ時に渋滞が発生するのではないか、という話がありました。「ずっと渋滞するのか」「ラッシュ時の対応はどうするのか」、「他の出入り口を作ってはどうか」など、一つひとつ問題解決に向けて協議を重ねていきます。
この物件の場合は、自治会が逆に我々を応援してくれましたね。建物を立てているときに多いのは騒音への苦情ですが、こういった面でも「何かあれば自治会に言って」と自治会が窓口になってくれたりと、地域説明会の場でも大変親身になって動いてくれました。こうした対応も、JR九州さんとともに、自治会と丁寧に向き合い、関係を築くことができたからこそだと思います。

新しい価値を生み出すMJRに
これから求めることはなんでしょうか?

足達 様
人口減少が進むため、これからはコンパクトなまちづくりへとシフトしていくと思います。地方より駅近、駅にこだわった開発が求められていくのだと考えています。車というより歩いていけるまちになり、駅と繋がりのある建物を中心とした駅前開発が重要になってくるのではないでしょうか。
それを鉄道会社であり、まちづくりを得意としているJR九州が、先頭をきって開発していってほしいですし、そして、我々が施工の分野で支えていきたいと思っています。