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トップメッセージ

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九州旅客鉄道株式会社
代表取締役社長執行役員

古宮 洋二YOJI FURUMIYA

挑戦の日々を楽しみながら
九州の未来を共につくる仲間を
求めています

失敗を恐れず、何事にも挑戦しつづける姿勢、そして社員一人ひとりに根付く「挑戦のDNA」は、JR九州がたゆまず歩んできた挑戦の歴史によって培われたものです。

当社は1987年に「日本国有鉄道」の分割民営化によって発足しました。当時、鉄道事業において約300億円の赤字を計上する状態でスタートしながら、社員たち自ら積極的に鉄道以外の事業にも挑戦し、多様な事業を展開する現在のJR九州グループへと成長。そして近年では、新型コロナウイルス感染症による甚大な影響を受けながらも、BPR施策によって一つひとつの業務を見直し、社員が知恵を絞って効率的な仕事の進め方へとシフトしたことで、140億円もの固定費削減を実現できました。

そして今、さらなる成長に向けて私たちが取り組んでいるのが「住みたい、働きたい、訪れたい」と思っていただけるまちづくりです。これまで、JR九州は福岡をはじめ、九州各地でまちづくりに取り組んできました。JR九州ブランドによる分譲・賃貸マンションの開発、ターミナル駅での商業施設、ホテルの開発により、沿線住民だけでなく、インバウンドを含めた観光客の誘引力を増強、ターミナル駅隣接のオフィスビル開発など、多様な事業展開を進めることで複合的なまちづくりを行っています。特に、九州のなかで最も人口流出率の高い長崎において進めている「長崎駅開発プロジェクト」では、商業、ホテル、オフィスを備えた長崎の新たなランドマークとなる複合施設の開業によって、新たな賑わいを創出し、国際観光都市への一助を担っています。

トップメッセージ

今後、さらに人口減少の進展や自然災害の激甚化が予測される中、私たちが九州、日本、そしてアジアの元気をつくる企業で在り続けるために、鉄道という枠に囚われることなく、活用できる最先端技術は積極的に導入し、新たな事業を社員主導のもとつくりあげるべく取り組んでいます。「今の仕事を、30年後も続けたいですか?」「新しく入社してくる後輩にも同じ仕事をさせたいですか?」と問いかけたときに笑顔で返事がもらえる、性別や年齢、立場を問わず誰もが仕事に楽しく従事する未来は、必ず実現できると社員たちの姿を見て日々確信を深めています。

JR九州の歴史は、挑戦の歴史と言えます。ですがその根底において、交通インフラを支えている私たちに欠かせないのが「安全」です。新しく入社される皆さんには、最初に駅係員や乗務員などの鉄道に関する仕事に従事いただき、JR九州が守るべき「安全」とは何か、そして日々の安全運行を支えるコミュニケーション力を磨いていただくようにしています。JR九州の最前線で得た経験は、私たちが何のために挑戦し、何のために成長したいのか、未来に向けて歩み続ける道標にきっとなり得るはずです。

一つ、JR九州には不思議な力があります。採用方針として多種多様な個性の人材を募り採用していますが、研修期間を経て、一人前として歩み始めると、自ずと社員たちが団結し、仲間のため、九州のため、そして未来に向けてアクションを起こすのです。そんな頼もしい彼らの声を隅々まで拾い、アイディアはどんどん形にし、日々楽しく働ける環境を整える。それが、社長としての私のやりがいです。九州に貢献したい方、鉄道の未来をつくってみたい方、とにかく楽しく個性を発揮し働きたい方、ぜひ一緒にJR九州で働きましょう。そして一緒に、ワクワクするような挑戦の日々を送っていきましょう。