Q&A
- 現在の仕事内容を教えてください。
- 鉄道施設の新築及び改良工事等を行っています。現在は、鹿児島駅周辺都市開発に伴う、駅舎及び自由通路新設設計及び支障移転工事と加治木駅のバリアフリー設計を担当しています。主に発注した設計・工事の監理や請負会社等との打合せをメインに日々行っています。
- 今までで一番印象に残っている「挑戦」はどのようなものですか?
- 入社2年目に担当した筑豊本線鯰田駅の改築工事です。老朽化の激しかった鯰田駅を、コンパクトな駅舎に改築する工事でした。初めていちから建物を設計するにあたり、建築に関して勉強していたのに何もわからない自分にもどかしい思いをした記憶があります。設計にもデザインにも多くの時間を要しましたが、多くの関係者の方々の協力を得て、自分の思いを駅舎に詰め込めることができました。鯰田駅には天井に杉板を使用しています。杉材の種類・色・貼り方にこだわり、現場の職人さんを困らせてしまうことが多々ありましたが、そのおかげで納得のいく出来上がりになったと思います。現在でもこだわりを持ちながら仕事を進めるように心掛けています。
- JR九州で働くとはどういうことですか?
- 地域を元気にすること、九州を元気にすること、九州から日本を元気にすることだと考えています。建築分野でも積極的に地場産の木材を活用したり、地域の方に親しまれるデザインを盛り込んだりしています。
設計工事監理業務共に、安全・安心かつ快適な建築物の提供をすることが業務の役割だと思っています。施設を利用されるお客さまはもちろん、その施設が職場となる社員、また工事現場に携わる作業員の方々の安全を守り、快適で感動する空間づくりを心掛けています。